電気信号を送る道具。
それが“ケータイ“
だとするならば？
われわれは電気信号を送りあっている
ということになるのだろうか
たぶんそうなのだろう
そして送る先というのもいろいろあって
人間に送る人もいれば、空間や、宇宙、
自然界に送る人もいる
わたしはどこに向けて送っているのか
思考領域で感知できる部分なのだろうか
よくわからない
宇宙空間に送っているのだろう、と
思っている
混ざり合った空間のなかで何をどう
取り扱えばいいのかわからなくなる
そこにはなんでもあって
過不足はない
逆にありすぎるぐらいの豊富な資源が
眠っていたりする
お宝の眠っている場所のようでもある
ねほりはほり、掘り進めていくと
少しずつ見えてくるものがある
眠っているお宝の正体がどんどん露わに
なっていく
その輪郭が浮き彫りになってくるみたいに
さて、宇宙はわれわれになにを求めて
いるのだろうか？
もしクリスマスのサンタさんのように
贈り物を届けることが宇宙の楽しみの
ひとつであるとするならばどうだろう
「これ、どう？きみに合いそう
じゃない？」
なんて、そんな気持ちで届けてきてくれ
ているとしたら？
どんな形であれ、それは宇宙にとって
最高の贈り物である可能性が高い。
たとえ、それが人間から見て嬉しくない
ような形に見えたとしても宇宙が人間を
喜ばそうと思って贈ってきたものならば
ありがたく受け取ってあげるのが
よいことなのかもしれない。
ーどんな贈り物でも喜んで受け取って
あげることー
これができたとき、ほんとの意味で
宇宙を受け入れたということになるの
かもしれない
わたしは以前、祖母が買ってきてくれた
お土産が気に入らず文句を言って
しまったことがある
そんなこともあり、自分のわがままさに
嫌気がさしていた
要は気に入らなくても受け入れてあげ
ればいいのだと思う
それが宇宙に対してのほんとの優しさ
かな、と。
きっとあちら側も、気にいってくれる
はずだと思ってこちらに贈ってきて
くれたのだろうから
文句を言わず、ただ素直にありがとうと
いって受け取ってあげれば宇宙も
喜んでくれるのではなかろうか
いろんな受け取り方があってもいいのだ
とは思う
受け取ってすぐにリリースするという
やり方もある
わたしは特別な想いを抱えていたいだけ
なのだろう
中身はなんだっていいのかもしれない
だれかが喜んでくれるなら
その対象が人間以外のものであったと
しても。
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